コンテンツホルダーであれ
Web制作現場において多くの場合、クライアントはそれを広告媒体として認識していますが。
2013-03-22
みなさんは広告が好きですか。例えばあなたが検索するときに広告を探しますか。いいえ、きっと情報を探しているでしょう。そうなんです。多くの人にとって広告とは退屈で押し付けがましいセールスマンのようなもので、真にユーザが求めているのは純粋で有益な情報なんですよね。でも多くの場合、クライアントはそれを理解していないし、場合によっては制作会社も理解していない。
結局のところ広告としてのWebサイトを作ったとして、トラフィックが得られるかというとそれは難しいでしょう。なぜなら誰も広告を求めていないから。PPCなどを使うことが前提であれば話は別ですけどね。
では、どうやってトラフィックを得るのかといえば、有益なコンテンツを提供するという答えに導かれます。つまり、コンテンツホルダー(コンテンツを所有する人)になるという事ですね。業種によっても異なりますが、どんな業種のどんな企業であったとしても、必ずコンテンツ(無形資産・情報資産)を持っているものです。そしてまた、それを必要とする人が必ずこの世の中にはいます。それを出力するための手段がWebサイトだと私は思うんですね。
例えばOKWaveやYahoo知恵袋を見てください。雑多な内容の質疑応答があふれています。これらに投稿される質問の多くは答えを求めている人たちによるものです。そしてそれは多くの場合、Googleが答えを出せなかったものが少なくありません。では、あなたが提供できる答えをWebサイトを通して提供できたなら、それはトラフィックになりますよね。
インターネットは有益な情報を共有するためのものです。Webサイトをただの広告宣伝という位置づけにしてしまうのはとても勿体ない事だと私は思います。より多くの人にとって価値のある情報を発信する。そうやってこのインターネットという巨大なアーカイブを構築する一助になるってなんか素敵ですよね。
ってことで、トラフィックを得たいならコンテンツホルダーになるって事が大事やで!
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